2022.09.06
<第一章 顕在意識と潜在意識>
ある患者様のあの一言で私は大きく舵を切り今の現時点に近づくことになります。
ある患者様の一言
「こんなこと聞いたことありますか?この世は見える世界が1で視えない世界が9なんですよ。」と話された。その瞬間・・・今までの様々なことが腑に落ち出したのだ。
「確かにそうかもしれない」今まで私が見てきてやってきたことは、全て前任から教わったことでありその基準で患者様を診てきた。つまり、人から教わり目で見てわかるもの“見える世界1の領域だ”
治療家業界でも「10人中7人治せば成功者」と先輩から聞かされていた。統計的には3人は治らないのだ。
「これじゃいくら勉強しても、経験を積んでもその1の領域見ていては大きな結果は出せないどうすればその視えない9を見ることができるのか。」と考えるようになった。
視えない領域って・・・確かに中学のころから勉強好きではなく、「俺って感性人間だから」みたいに言っていましたけど、その領域をこの年になって探さないといけないとは思いもよらなかった。よく霊とかいう話は信じてはいませんでしたけど、好きではないが、気になっていましたけどね(笑)
それよりもっと現実的に考えて、「視えない世界で誰もが認識しているものってなんだろう」って考えていました。私の実家は奈良の田舎の村なので、実家に何があるかと思い浮かべたら・・・「あー仏壇、本当かどうかわからないし、誰もしっかり教えてもくれない。でも、天国や地獄があるとみんなが認識してご先祖様を供養している。」古い檀家ですから、毎月お寺さんが来てくださってお経をあげていただく。でもよくわからない。本当なのかどうかも、風習や習慣性のもの。みんなが昔からやっているのでという認識。
もしかして「お経ってなんか供養以外の意味があるのかも知れない。」もしかして、これって効果あるかもっと感じる。
私にはOリングテストがあるので、ビフォーアフターがわかります。変化が出たら儲けものくらいに思った。
それで、もしかしてもしかして、苦肉の策、完治しない患者様に“お経”あげたら良くなるかも知れない。(笑)
誰もやっていないからやって見ないとわからないと分けもなく感じたのだ。
そこでこそっと、足を触りながら低音鼻音でお経を患者様にわからない用に読み上げた。
そしたら「先生何やっているんですか?」と。もしこんなことやっていると患者様に知れたら死活問題かもしれないと心の底では思っていた。
私は「今新しいことをテストしているので結果が出たら教えますね。」と延べ100人やりました。
もしかしたら、徳を積んだ高僧の方だったらわかりませんけど、ただのど素人なんでやはり結果は、努力の甲斐なく、何も起こりませんでした。まあ新しいことにチャレンジですから次、消去法だと感じ進めていきました。
その次に実家にあるもの。・・・神棚。
一番神様を意識するのは、年越しの準備の時、しめ縄、鏡餅、お神酒など。しかしもっとさっぱりわかりません。実家の近くにある神社の宮司の娘が同級生なので話を聞こうと連絡しました。
電話をしたら、同級生がまだいているじゃありませんか(笑)「お前まだそこにいてるの?」と聞くと「あー手伝いに帰っているだけ」と言っていたのでホッとしました。(笑)そこで「相談あるから行ってもいいか?」と聞くと「ご祈祷かなんか?」と言われたのですが「とにかく行って話するわ。」とすぐにお邪魔することになりました。
今から考えると全国でも有名な神社、風神の神 龍田大社様でした💦。
お邪魔した時に、神様に朝一番のごあいさつで神主さんが“祝詞”を奏上されておられました。
「あれなに?」と聞くと「祝詞」だと。えっ祝いの詞とかいて祝詞!・・・もしかして・・・「何か書いたものある?」と印刷したものを分けて頂きました。
お経はよくわからないけど、祝詞、祝いの詞ね。とても分かりやすいし何かいいことあるかもと感じました。
帰ってその頂いた祝詞を意味もなく患者様にまた延べ100人テストしてみようと次の日からやり始めました。
次の日から低音鼻音で祝詞奏上させていただきました。そしたら、2.3人で変化が出ました。マイナスの反応が消えたのです。
目が点になりました。(笑)経過と様子を見ていくのですが、小さいですが、結果が出てきたのです。「えっ神道なの」と思い、ネットで神道の専門書を買いあさり片っ端しから読みまくりました。
私の強みは、Oリングテストでビフォーアフターが出来るということ。
はっきり言って、結果が出れば何でもOK。
どんな理屈より、結果が出てしまうと全て覆ると感じ。
神道をもっと知って、困っている人を一人でもいい笑顔にしたいと思いました。
その本の中で結果を出したものが、“古神道”だったのです。身体に問題あるならカイロプラクティック。眼に視えない対処法は、昔から伝わり書いてある手段を結果の出るように合わせて使って解決しているだけです。
残念ながら日本人は、大切なことを先世から伝えてもらっていないし、全て知らない世界になってしまっている。日本人の実力を発揮できないのはとても遺憾な事だと感じる。
私はその方法全てをわからなくても、わかっていることから皆さんをよくする手段として2012年に確立いたしました。
それが脳を読む=脳読検査法であり、ダイレクトブレインアジャストメント療法です。
これからも日進月歩、日々集大成で進化していくと存じます。
ここからメッセンジャーの道へ
そう言えば、まだカイロプラクティック勉強をしているころあれは2003年でした。その頃母から「家の山の神様の祠、阪神大震災でひびが入っていたのが最近もっと酷くなり崩れかけている。」と連絡があり、実家に帰り確認をしました。瓦で焼いてある祠は無残にもひびが入り酷い状態でした。
母が「どうする?」と聞かれ、そういえば小学校の同級生が神社の神主さんの娘さんだと思い出したのです。アポとって伺うことになりました。
神主さん(一つ上の先輩)に「家で所有している山におられる神様の件、震災で被害を受けて今後どうしたら良いのかお話を聞かせて頂きたいとご相談に参りました。」と、
「自分はどうしたいの?手は2つある。一つは綺麗にやり直して祀る。
もう一つは龍田大社で引き取らせていただくかです。」と、すごく丁寧にお答えいただきました。
そうなのかと、その前に叔父に相談したら、「引き取ってもらったら」というのだ。
でも何かを感じたのか、「瓦で作った祠なので、作っていただける方を探してみます。もしご縁あり新しく作っていただけるのなら再度綺麗にしてお祀りしたい。その時はどうぞよろしくお願いいたします。」と決めました。
その祠どこから来たのかも実際よくわかっていないのだが、言い伝えによると、51歳でその山の中、脳卒中で倒れ他界した祖父がどこの場所かわからないが、川で拾ってきたというのだ。
桃太郎伝説みたいだ(笑)。両親が結婚する前の話だからよく分からないが、私の誕生日が祖父の他界した日で、親族からは生まれ変わりだとよく言われた。
その祠は代々大切にしてきたのは間違いない。
だからご縁があると良いと思い職人さんを探した。
それから約1か月後、カイロプラクティックの先輩のご実家が奈良の吉野で作っていただけるかも知らないと連絡先を教えて頂いた。すぐ連絡を取り見ていただくことになった。
来ていただき、その場で「これならなんとかできますよ。」私は、一つ返事でお願いします。職人さんは「次回来るときに持ち帰りたいのでそれまでに神主さんにお願いして、神様を一旦、龍田大社にお預けください。」と言われました。その旨神主さまにお伝えし、再建する運びとなりました。神主さんは、なぜか「良く決断されましたねと。」何のことかよくわからなかった。
そこから約3ヶ月かかり祠は出来上がり、神主さんに神様を入れていただくようにお願いした。
神主さんは、「そうですか、出来上がりましたか。良い日にしましょうね。」日時を設定し来ていただいた。
はっきり覚えていないが、あまり見たこともないご神事をしていただきました。祠の前に太い3本のろうそくを立て儀式のときにずっと火をつけておられました。儀式事は約4/50分だったかと思います。終わって神主さんが、「ここに立てた3本のろうそく私が今までやってきた中でこんなことは今までかつて2回目だ。何か奇跡的ないいことが起きますよ。」と言うのだ。ろうそくのろうが全て左に風が吹き靡いたみたいに真横になっているのだ。
2003年の出来事だったので、その時は2012年ですからはっきり言って忘れていましたが、これってもしかしてあの奇跡なことなのかとそのことを思い出しました。
実家に帰る時は必ず神様にご挨拶に行くのですが、ある時 祝詞を上げお参りしておりましたら、なんか言われたような氣がしました。ここからメッセンジャーの道が始まる。